はじめまして。サービスプランナーのすけざねです。
4月に入社した新卒1年目なのに、ランチを食べていただけで「大御所感がすごい」と言われて泣いています。今回はそんな大御所ひよっこ新人が、先輩たちからユーザーファーストについて教えてもらいました!
これはWeb事業企画開発室のビジョンで、私自身とっても好きなのですが、何かすごいことをやらないといけない気がして「困難すぎでは?(泣)」という気持ちに襲われます。
「真のユーザーファースト」とユーザーファーストは何が違っていて、どうしたら実現できるのでしょうか。
1. あるエンジニアの場合
はじめに、中途入社3年目でクイックのスクラムマスターことフルーツパーラーさんに話を聞きました。先輩たちのかっこよさを知ってほしかったので、ひとり語り風でお届けします。
本当のユーザーは誰か?を考える
ユーザーファーストというからには、まずユーザーとは誰を指すのかを考えたいです。
私が開発しているのは、社内のコンサルタント(営業)が使うもので、システム利用者は彼らです。 ユーザーと言われて一番最初に頭に浮かぶのは、コンサルタント。
ですが、彼らが価値を届けたい相手は誰か。それはクライアントや転職を考えている方々です。 我々開発サイドもそこまで視野を広げることが大事だと思っています。
転職したい方のことまで考えられるか、そして必要なタイミングで必要な情報が届けられるかが「真のユーザーファースト」ではないでしょうか。
「本当に価値を届けるべき相手は誰なのか」を見失わずにやっていきたいですね。
作るのが仕事ではない
エンジニアなら、やってみたいことはたくさんありますよね。例えば、最新技術を使ってみたいとか。
やりたいことがあるのは素晴らしいと思っているので、それを「ユーザーのためになるのか」、「自己満足になっていないか」という視点から捉え直しています。 やりたいことにユーザーが喜ぶものがあればやるし、なければやりません。
モノを作るのが仕事ではなく、ユーザーを満足させて事業を成長させることこそが存在価値だと思っているので。
もっともっとユーザーのために
もちろん今もユーザーのことを考えて仕事をしています。
でも、全然足りてないです。ユーザーのためにやりたい事がたくさんあるし、もっとやれる、そう感じています。
2. あるプランナーの場合
続いては、新卒入社3年目のプランナー、mkさんです。看護師向けシフト共有アプリ、ナスカレのディレクションを行っている先輩に語ってもらいます。
目の前のユーザー、さらにその先
「ユーザーにとっていいね」を大切にするのがユーザーファーストだけど、それって逆にユーザーの対象を狭めてしまう可能性もあると思ってて。
今は手が届いていない人たちやユーザーが暮らす社会に何があったらいいのかまでを考えながら、ユーザーのためにサービスをつくる。それが「真のユーザーファースト」なのかなと思っています。
ユーザーファーストという言葉に甘えないようにしたいですね。
サービスに嫌悪感をもつ人のことまで考える
一人ひとり求めることが違うので、その全ての人が満足する機能を作ることってとても難しいです。 その中で、今回はこの人たちのことを目いっぱい考える、と決めることが大事だと考えています。
ただ特定のユーザにとっていくら良いものだとしても、嫌だと思う人も同時に同じだけ生んでしまっては意味がないですよね。
どのような時にそう感じる可能性があるのか、その人達になにかできることはないのかを考えて、サービスに落とし込むようにしています。
考えて、考え続ける
いまユーザーファーストが完璧にできている、とは言えないし正解がないので、できていると言える日は来ないかもしれないけど、できていると言えるよう、考えて考えて、考え続けることが大事なのだと思っています。
3. あるシニアマネージャーの場合
最後に、シニアマネージャーのnakayanさんです。大トリを飾ってもらいましょう。
サービスを提供する上での必然
ユーザーファーストは信念でもあるけど、手段だとも思っています。 世の中にサービスを提供する時には、喜んでもらわないと意味がなくて、喜んでもらうために「本当にユーザーにとって良いのか」を考えるので。
長く継続するサービスはユーザーが何を求めてるかを必ず捉えていますよね。これまで複数の新規事業を立ち上げた経験からも思います。 それから自分たちが作ったものはメンバーが誇れるものであってほしいです。
つまり、ユーザーファーストはサービスを提供する上での必然、ですね。
ユーザーファーストとビジネスを両立させる
メンバーのみんなは、議論するときに「それは本当にユーザーのためなのか」を考えてくれているし、私自身が事業や利益のことばかり考えてしまっていたら「ユーザーのこと無視してますよね」と言ってくれるだろうという信頼があります。
とはいえビジネスである以上、売上利益を犠牲にしても良いとは思っていないので、両者がマッチする部分を探してサービスにすることが必須です。
おそらく満足することは、一生ない
日常的にメンバー全員が言い続けていて、当たり前に会話に盛り込まれているのは良い状態だなと思っています。
できている部分もあれば、できていないところもまだまだいっぱいあるのが現状だと思うので、一人ひとりが「真のユーザーファースト」を意識し続けていくことが、これまでも、これからも大事なのかなと。
これはたしかに不可能に近いことなのかもしれないけど、100%にできるように頑張っていきたい。ただ、こういう状態になったら100%だね!と言えるものはないし、そうなっていたとしてもおそらく満足することは一生ない。そう思います。
まとめ
エンジニア、プランナー、シニアマネージャーと立場も職種も違う先輩たちに話を聞いてきましたが、いかがでしたでしょうか。
わたしは表現の差こそあれ、同じ思いを持ってるように感じました。本質をいつも追い求めて、それを諦めない。そういう姿勢、そのやり方すべて盗んでいきたいなと思います。
そしていつか「真のユーザーファースト」を語れる大御所に!
\\『真のユーザーファーストでマーケットを創造する』仲間を募集中です!! //