クイック エンジニアリングブログ

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視線に合わせて会話しよう!

天パは病気だと思うんですよ。だって28年間治らないんです。
天パのリファクタリングならここぞとやる気が出ると思います。rinx2です。
我々に優しい季節がようやくやって来ましたね。

「目は口ほどにものをいう」ということわざ、割とよく聞きませんか?
ちょっと調べてみると、その時の相手の心境がまとめられていたり、読み取った情報で会話を操ろうという内容は見かけるものの、 相手がより会話しやすい状況を作る方法をまとめたものはあまり見かけないと思います。
生産的な会話を望むとしたら、後者の方が良いですよね。

今回は視線に現れる心理的な状態と、それに対してこちらが意識したい行動を何点かまとめてみたいと思います(基礎編!)

視線を合わせるイメージ

視線に現れる心理的状態

先ずは一般的な視線の方向による心理状態をまとめたいと思います。

  • 視線の上下
    視線の上下は未来、過去を思考している状態を示します。 上が未来、下が過去を示し、より詳細な思考は視線の左右と共に考えます。
    ちなみに直視は親和、水平視は対等を示しています。

  • 視線の左右
    視線の左右は論理、感覚を思考している状態を示します。 左上は論理的な予測、左下は解答を示し、右上は感覚的な予測、右下は解答(予測、イメージ)を示しています。
    左が論理、右が感覚と、手と違い脳の位置とダイレクトです。

視線のマトリックス

next.rikunabi.com

視線に合わせて会話しよう!

視線を合わせないように会話をする方って居ますよね。
上の空のままで会話が終わると合意が取れた気がしてきません。実際その通りではないでしょうか。
こちらをモデルケースに、私がこれまでの経験を踏まえて、会話の際に意識している行動をまとめたいと思います。

視線が合わない心理

相手と視線を合わせたくない主な要因は、心理的な圧迫を感じているためです。
会話の内容なのか、話し手との関係性なのか、今の状態からくるものなのか…視線の方向にヒントが隠れているかも知れません。

話し手から視線を合わせる

相手が心的圧迫感を感じている場合、1番良い行動は自身の誠意を示すことです。
態度での意思表示は言葉と違って直接的な表現にならないため、相手の受け取り方が広がるので角が立ちづらいです。

この時、視線は要所で向けて下さい。目は本当に合わせてしまうと力が強いため、一般的に相手の鼻の辺りを見るように言われるのは、その強さを和らげるためです。

仮に過度に視線が合うようになった場合、相手もかなり意識した状態になっているので、適度に視線を外すと自然な状態に戻っていきます。

視線と同軸の会話で合わせる

相手の視線の上下を確認します。相手が上を見て話をしている場合、軸が未来にある話題にします。
左右はできれば同じが望ましく、平行線な会話が続いている状態になり、相手に満足感や安心感を与えられます(=同意、同調)

視線と逆軸で会話をする

相手が話題から逸脱した思考をしている場合、話題を本筋に戻したいですよね。 その場合、上下左右どちらかで同軸の話をすることで、徐々に会話の方向を正常な形に寄せると良いです。 真逆の視点で話をすると、それだけ相手の心理と距離が開いているため、良い印象を与えられないことが多いです。

圧迫の要因を探る

同軸の会話、逆軸の会話でも、相手との距離が詰まらない場合、それまでの情報を持って直接的に原因をうかがいましょう。 誠意が大切です!

まとめ

かなり概念的な話を簡単にまとめてしまいましたがいかがでしょうか。
ちなみに僕が視線を下にするのは靴を履く時だけです。 (ローランドさんすいません…)

普段は言葉を主軸に相手の心理を読み取りますが、行動も読み取ることで軸を増やして歩み寄り方を考えられます。
私自身、常にこういったことを考えているわけではなく、要所で実践、新たな試みを考えています。
Win-Winな関係づくりの参考に少しでもなれたらと思います。


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