今年の4月にエンジニアからデザイナーになったFです。
デザイン業務は前職で行っており、クイックではエンジニアとして業務システムのデザインに関わっていたので、大きい変化という感じでもないのですが、
業務システムのデザインに関わり、改善の成果・影響を考え、専門でやる需要や価値があると思い転身しました。
そこで、転身後にクイックで私がデザイナーとして何をやっているかを少しだけ紹介したいと思います。
クイックのデザイナー
今現在クイックでは10人ほどデザイナーが在籍しています。(2020年9月時点)
デザイナーの中でも
グラフィックデザイナー・UIデザイナー・コピーライター・イラストレーターなどなど
皆様々な形で仕事に携わっています。
私は現在業務システムのUI/UX改善に携わっていますが、
最終的なユーザーは、
自社サービスを使ってくれている・関わってくれているユーザーになるので、
皆やるべきことは一緒です。
業務システムのUI/UX改善
私がまだ前職にいた頃
UI/UXデザイナーという言葉が流行りだし、
当時は「胡散臭いな〜」「勝手に名乗ってるだけじゃん」
という印象でしたが、いまはその肩書です。
前職では外注での作業が多く、
サービスサイト・特設サイト・コーポレートサイト等の制作がメインでした。
業務システムなんて触ったこともなく、なにからやればいいかも最初はわからず困惑していましたが、
日々やっていく中で少しずつわかってきた気がします。
日々やっていること
「ここ使いづらいからどうにかして」
・何が問題なの?
・誰がどんな時使っているの?
・影響範囲はどこ?
・直したらどういう効果がでるの?
等々こんな事を踏まえ、
新しい機能の開発からフォームの仕様改善やアイコン表示位置等の細かい調整まで、主に画面設計を行っています。
仕事の大小関わらず、ただ使いやすそうだから直す。
ではなく、制作する上で要件・要求から関わり、改善していくことが大事だと感じます。
そこが楽しいところでもあります。
実際にシステムを使っているFBが直で聞けることも外注時代から考えると、楽しいと感じられるポイントです。
日々やっている事の中には、
業務システムの見直しも含まれています。
現在の業務システムでは、データの持ち方やフローに限界が来ている部分があり、改善の必要性がでてきています。
その中で私は
・定量/定性のデータ分析
・UI/UXの改善
を課題として、改善の準備をコツコツと進めています。
しかし、やる上で知識、技法など、私には足りないものだらけです。
周りにも相談等はしていますが、ここの業務を行う上でいい本があったので紹介したいと思います。
行動を変えるデザイン
行動を変えるデザイン ―心理学と行動経済学をプロダクトデザインに活用する
- 作者:Stephen Wendel
- 発売日: 2020/06/11
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
Stephen Wendel (著)
武山 政直 (監修)
相島 雅樹 (翻訳)
反中 望 (翻訳)
松村 草也 (翻訳)
オライリー・ジャパンから出てる本です。
結構話題になり、書店で探すのが困難な時期もありました。
行動変容デザインについて書かれている本であり、
「行動に働きかけるプロダクトの作り方」
ということで、今やるべきことと親しいと感じました。
この中で、【行動変容デザイン】に必要なものということで図のように記載されています。
この本は行動研究寄りの内容ですが、それぞれの補完方法や技法が載っています。 今後やることにうまく活用できたらな〜と思います。
この本のターゲットはデザイナーのみではないので、ノンデザイナーの方にもお勧めです。
最後に
私がクイックでデザイナーとして何を行っているかをざっくりと書きましたが、
なんとなく把握してもらえたでしょうか?
他にもクイックでのデザイン業務は多岐にわたっています。
そこに関しては、今後別のデザイナーさんが紹介してくれると思います。
少しでも興味があれば下記のリンク、またはここの過去記事もご覧になってみてください。
それでは、また。
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