株式会社クイックのWebサービス開発blog

HAPPYなサービスプランナー・エンジニア・デザイナーのブログです。

成長のために累積矢面時間を稼ぐという考え方

こんにちは、サービスプランナーのyumeです。
アイドルに憧れすぎて、自分の結婚式でゲストをヲタクにしてアイドルごっこをしてしまうという暴挙に出てしまいました。
反省はしていない。


さて、ちょっと前ですが、「累積矢面時間」についての下記エントリが話題になりました。 note.mu

うちの社内では、「活躍している人って確かにこれが要因になっている感あるよね」的な方向で納得感があるような意見が見られました。

私自身も非常に共感すると同時に、「あぁあれって今思えば矢面時間なのかな」という気づきもあったため、今回はこの矢面時間を稼ぐ方法について思いを馳せます。


※辞書などでは、「矢面に立つ」は「攻撃・批判を受ける立場になる」と説明されますが、私はこの文脈では、広く「責任を持って行動をする」に近いニュアンスで捉えています。
必ずしも、攻撃・批判のケースにとどまらないというか。
例えば、成功したケースでも前面に立って行動していれば、それは矢面に立ったことに含まれると考えています

累積矢面時間がなぜ戦闘力に繋がるか

いまさら解説はいらないと思うのですが、

  • 責任を実感し、やりぬく経験になる
  • 行動した結果のフィードバックが得られる

ということの繰り返し(つまりPDCAを回すこと)によって、決断・行動の精度が高まっていく=戦闘力 ということだと理解しています。

矢面時間を稼ぐ心構え

では、黙っていても矢面時間が稼げるかというと、そうではないから話題になっているわけで。笑
個人的には、そのための心構えが必要ではないかと思っています。

小さい矢面機会を見逃さない

「成長するには矢面時間が必要」ということと、「矢面に立つためには成長(もしくは実績)が必要」ということは、いわゆる鶏が先か卵が先かの状態であり、ジレンマです。

ではどうすればよいかと言うと、身の回りにあるような小さな矢面機会を見逃さず、地道に累積矢面時間を稼ぐ、というのが大事だと思っています。

例:電話対応

新人ビジネスマンの最初の壁である(※個人差があります)「電話対応」業務について。

発信者の名前と用件を聞いて、適切なメンバーにつなぐ。
誰がやっても変わらない仕事と軽視しがちですが、「自ら受話器に手を伸ばし」「会社の代表として電話に出る」人は、短い時間でも確実に矢面に立っています

実際、保留の時間が長くなって、電話が「ピロリロ♪」とか鳴り始めたとき、「うわ〜〜〜待たせてるどうしよ〜〜〜〜」とヒリヒリする感じ、まさに矢面ですよね。

何か用事があって電話をかけてきた相手にとって、「今この瞬間に頼れる人間は自分一人である」という状況の経験は、矢面時間を稼ぐ絶好のチャンスだと考えています。

例:ミーティングの設定やリマインド

これも地味な仕事ですが、次のミーティングが適切に設定されなければ、案件が前に進みません。
つまりそこには責任があり、責任があるということは矢面だと言えます。


もちろん、いきなり大きな案件を担い、矢面時間を一気に稼げるのが一番いいです。
ただ、

  • 矢面時間を稼ぐ方法はそれだけではなく、身の回りにたくさんある。
  • 人から矢面時間を提供されるのを待つ間に、できることはたくさんあるかもしれない。

…ということを伝えたいです。

矢面に立った自覚を正しく持つ

小さい矢面機会って誰もがやったことあるような身近なものですが、
なぜ見逃されがちなのか考えると、「矢面に立ったと自覚しづらい」ということがあるのかなと思います。

そこで大事なのが、大小の矢面機会に直面し、行動した自分を、正しく認識・自覚することかなと考えています。


例えば、、、

  • 「こんな小さなこと自分がやる意味ない」「言われたから仕方なくやっている」と思ってしまっている
  • 自分の考えが採用されたのに、「上司がGOを出したことだから」と自分の影響を軽視している

このようなケースは、個人的に、「せっかく矢面に立ったのに、矢面時間に累積できずに終わってしまう非常にもったいないケース」であり、自分に何ができたかな、自分がいなかったらどうなったかな、ということを正しく認識できたら累積につながると思います。

失敗・成功に関わらず、それをかけがえのない自分の体験として、積み重ねていける人はそれだけで強いです。


メンバーの矢面時間を創出する

逆に、他のメンバーに矢面時間を稼いでほしい、成長してほしい場合は、

  • 矢面機会をたくさん作る
  • 矢面に立った自覚を正しく持ってもらう

ということに尽きるのかなと思います。


「決断の数だけ人は強くなる」という言葉を受けた私の友人が、「私は決断しているのに、全然強くならない」と嘆いていました。

話を聞いてみると、彼女は自分なりの決断を持って上司に提案をしているが、上司がいつもその提案を受け入れてくれず、
納得ができる説明もされないまま、却下されてしまっているような状態だそうです。

めっちゃかわいそう。


ただ、本当に気の毒だとは思うのですが、周りに影響を与えていない時点でそれは決断ではなく、矢面時間にはつながっていないんだろうなと思います。


このように、周りの人間が矢面時間を奪っているケースもあるでしょう。

私自身、自分の持っている細かいタスクについて、
「こんな地味な仕事を他の人にやってもらうのもなぁ…」
と、勝手に判断して後輩に渡さない、ということがありました。本当に悪い癖です。

自分自身は小さな矢面時間の積み重ねで成長したと思っていても、
先輩としては、「どうせなら後輩にビッグな矢面時間を提供したい!」という思いが強くなってしまうのです。

矢面時間は累積で考えるべき、大きいに越したことはないが小さな積み重ねも大事、ということを、他人に対しても求めていきたい今日このごろです。

また、ふりかえりをする、感謝を伝えるなどで、矢面に立った人に適切にフィードバックを送ることも、チーム全体の累積矢面時間を蓄積するために必要なことだと感じました。

まとめ

  • 「小さい規模でも矢面に立つ」「矢面に立った自覚を持つ」の両方を意識することで、累積矢面時間を増やしていけるのではないか
  • 周囲がそれを支援することも重要

まとめると、「何事にも当事者意識を持ち、責任を実感して取り組むことが大事」みたいな至極当たり前のことを言っているようにも思えますが、「累積矢面時間」という言葉がしっくりきたのでお借りして書いてみました。




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