初めまして!あっという間に新卒2年目になりましたmkです。
プランナーを目指すべく日々突き進んでいますo(`ω´ )o
普段からどんどん新しいことにチャレンジできる環境なので、時々振り返ってみるのですが、「忘れてしまう」ことって多いのではないかと思っています。
ソフトも使ってないと使い方を忘れてしまうので、定期的に触るの大事…!
今回、自分の勉強(大学時代の思い起こし)も兼ねて、Fusion360というソフトを触ってみたので、紹介していきたいと思います。
概要
Fusion360は、Autodesk社が提供している「3DCAD」ソフト。(CADとは)
3Dモデルを作成することで、2次元で考えているものを組み立てたり、シミュレーションをしたり、3Dプリンタで出力したりすることが可能です。
というと、堅苦しい感じがするので弊社のキャラクターである「かんごるーちゃん」を作成していきます。
完成図はこんな感じ↓↓
※3DCADソフトにもいくつかあり、私はFusion360お初でした。
※専攻が機械だったので、メカCADベースの説明の可能性がありますがご了承ください。
1.モデルを作成する
平面を選択してスケッチをします。
回転ツールや押し出しツールを使って、書いた平面を立体に。
2.コンポーネント化する(アセンブリ)
シミュレーションをしたりするためには、それぞれのパーツ(コンポーネント)が組み合わさってできていることをソフトに教えないといけません。
コンポーネントを別々に作成してから組み合わせていく(アセンブリする)ものだと思っていたのですが、Fusion360は一通り作成したあとにコンポーネント指定ができるようです。
コンポーネント同士に拘束をかけて組み合わせていきます(ジョイント)。
耳・腕・足は回転できるように、ハートのオブジェクトは上下移動できるように条件設定!
3.見た目(外観)を調整する
モデルを作成しただけでは、冷たい感じのかんごるーちゃんなので、外観の調整をします。
外観だけでなく、素材を指定したりすることでシミュレーションをより実際のものに近づけることが可能です。
今回は見た目だけなので、適当に色や質感だけで決定。
のっぺらぼうだと悲しいので、部品の面上に、画像をあてることができる「デカール」機能も使ってみました。
これで、最初に載せたかんごるーちゃんの完成!
4.動かしてみる
せっかくコンポーネント化したので、「モーションスタディ」機能を使って動かしてみます。
部品がどのように動くかを表現することが可能です。
耳と腕+ハートの動きを設定。(※ジョイントの際の拘束条件が反映されます)
5.レンダリングしてみる
Fusion360は、3.で設定した外観(素材)や環境設定をふまえてレンダリングすることが可能です。(レンダリングとは)
ローカルかクラウドを選択することができ、クラウドで行うと4.で設定したモーションスタディの動きを再現してくれる様子。
レンダリングを実行…
するとかんごるーちゃんの目だけ消えてしまった。
調べると、透過処理をしている画像をデカールすると、レンダリングの際に消えてしまうことがあるようです。
6.その後…
Fusion360はENTITIとのアドインでAR/VRモデルに変換できる!というのを見つけたため選んだのですが、かんごるーちゃんを変換しようとしたらソフトが落ちる。
簡単なモデルで変換してみたものの、変換データのメールがこない(サーバーで止まっているという記事を見かけた)。
ということで当初の目的だったARモデル化はできなかったのですが、3Dプリンタでグッズを…!などと期待が膨らんだので結果的にはとても良い機会でした。
Fusion360は今回紹介した機能の他に、シミュレーションや図面に起こすことができます。
ぜひ、興味がある方は体験版等アカウントの種類も複数用意されていますので、お試しください(╹◡╹)
まとめ
一言でまとめると、
前に進むことも大事ですが、たまには振り返ることも大事!というお話でした。 (1年目の学びのひとつ)
ということで、
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