こんちは!最近Cvlteしか聴いていないhamanokamiです!
いきなりですが、今回は趣向を変えて、コンテクストをテーマに雑文を書いていこうと思います!
念の為コンテクストについて補足すると、
「コンテクスト」(Context)は文脈、脈絡、状況と訳され、コミュニケーションの基盤となる文化の共有度合いといった意味で使われます。また、「ハイコンテクスト文化」とはコンテクストの共有性が高く、一つひとつ言葉で説明しなくても察し合うことでわかる文化のことで、日本は世界でもハイコンテクストな国として知られています。その逆は「ローコンテクスト文化」で、明確な言葉での説明が求められる文化をいいます。(出典:https://jinjibu.jp/keyword/detl/893/)
という意味です。
なぜこのテーマで書こうと思ったか
私が所属しているWeb事業企画開発室は、ここ1年で組織構造や評価制度の変更など組織変革の真っ最中なのですが、それと同時に徐々にローコンテクストな組織へと移行しているからです。
私達が掲げるミッション・ビジョンを達成するためには、多くの人と関わりながらチーム一丸となり仕事をする必要がありますが、 各自生きてきた環境・価値観などが異なるため、共通の認識を取れるように言語化や仕組みづくりすることで、達成の確度を上げることに繋がります。
ローコンテクストになっているから受け身で待っていればいいのかというとそうではなく、ハイコンテクストだと思うところは知りに行く、形式知にできるのであればしていくなどの動きを各自が取ることが求められています。
なぜなら個人と組織は別個のものではなく、個人は組織の構成要素であり、意識していなくても組織に影響を与えているからです。
共通認識を持つには
全員が共通認識を持つにはどうすればいいか? これはどの組織でもぶち当たったことのある課題だと思います。
関係者全員が共通の認識を持つって、めっちゃむずいです。
例えば、「犬」ということばを聞くと、 - 犬という概念そのもの - 「狆」という犬種 - 自分が飼っているタロー など、人それぞれ思い浮かべることは違う結果になります。
「普通名詞使っているから、当たり前だろ!」ってツッコミはあると思いますが、その前に文脈として、「小学1年生で習う漢字」というものがあれば、「漢字の犬」を全員が共通して思い浮かべると思います。(強引な例え話ですが、ツッコミはなしで...
クイックでは関係者間で共通認識を持てるように、共通言語をつくり実践している事例が最近のブログで投稿されているので、興味のある方はぜひ読んでみてください!
抽象的なことを理解するために、コンテクストを知る・結びつける
より具体的にすることで共通認識をもつことは可能ですが、ときには抽象的なことでも共通認識をもつことが必要になってきます。
抽象的な概念を理解するとき、コンテクストは非常に大事な要素の1つだと、私は思っています。
Web事業企画開発室では、仕事に臨む上でメンバーに持っていて欲しい大事な要素を、『OUR SPIRITS』として掲げています。
OUR SPIRITS
- QUEST [探求]
- CREATE [創造]
- GRIT [情熱と粘り強さ]
この3つを見ただけでは、「うんうん、仕事で大事そうやな」で終わってしまいそうです。
では下記ミッション・ビジョンと紐付けて見るとどうでしょうか?
ミッション
- 真のユーザーファーストでマーケットを創造する
ビジョン
- 既存事業の成長を加速させ業界No.1にする
- 事業の柱となる新規Webサービスを創る
- クイック全社のIT活用を推進する
何のためにそれぞれのOUR SPIRITSが定義されていて、どのような行動を取ればよいか、初見の方でもある程度想像ができたのではないでしょうか?
仕事上では、上位概念と紐付けて考えれば、だいたいのことは理解できると思います。
それでも良く理解できない場合は、聞いてみる! それしかないです!
最後に
今回はかなり強引に論理を展開してきましたが、言うは易く行うは難しなんですよね。
共通言語つくるにしても、つくる過程で困難もありますし、つくった後にそれを定着させるという困難もあります。
ただ、こういった活動を地道にやっていくことでしか共通認識を持つことはできないので、その活動を粘り強くコツコツとされている方はすごいなと尊敬します!
まさにGRIT!
ということで、今回はここまで!
次回は強引な論理を使わないで説明できるようにがんばろ(☝ ՞ਊ ՞)☝
\\『真のユーザーファーストでマーケットを創造する』仲間を募集中です!! //