毎日寒いですね。
「平成」と同い年のboriです。
平成を振り返ってみると技術の進歩が激しい時代だったな〜と感じます。
特に「AI」。
スマートフォンにも使用されたり、
スマートスピーカーなる商品も発売され、
とても身近な技術になりましたよね。
人間と同じような知能をコンピューターで実現させる技術なのですが、
わたくし、思いついちゃったわけですよ。
人間の「何かを予想する」という力を、
AIで実現できたらとってもイイよね!(漠然)
色々便利ですもんね。「何か」を予想してくれる知能があれば。
そんなわけで「何か」を予想してくれる相棒を作るべく、
AIといったらコレ!なPythonの学習を始めてみました。
今回はインストールから"Hello World!"までのPythonの導入部分をご紹介します。
Pythonについて
ここでは歴史や細かな特徴などは挙げず、Pythonらしくシンプルに言います。
そう!
シンプルなコードでプログラムを作れる!
つまり、コードが綺麗!読みやすい!
つまり、学習コストが低い!
学習コストが低い言語ってとにかく人気でますよね(主観)。
事実として、世界で最もイケイケな言語として注目を集めています。
下記の画像はGoogleでチュートリアルが検索された言語の注目度ランキングです。
参照:http://pypl.github.io/PYPL.html
準備
Pythonを学習する準備をしていきましょう。
今回、使用する環境は下記の通りです。
Pythonのインストール
Pythonでの開発を進めていくにあたって、
ライブラリのインストールも必要になってきます。
その度にインストールするのも手間ですので、
今回はよく利用するライブラリとPythonがセットになった
Anaconda(プラットフォーム)というものをインストールします。
Anaconda ダウンロードページ
www.anaconda.com
【1】
ダウンロードページに飛びますと、
「Python 3.7 version」のDLボタンがありますので、
そちらを選択してください。
【2】
ダウンロードファイルを開きますと、インストーラーが起動します。
規約等への同意やインストール先を選択し、インストールを行ってください。
インストール時間は環境にもよりますが、10分以上とちょい長めです。
【3】
インストーラーを終了しましたら、
正しくインストールされたか確認してみましょう。
ターミナルを開き、「python」と入力してみてください。
Pythonのバージョン(画像だと3.7.1)が表示されれば無事にインストールされています。
【4】
また、ターミナルの末尾に「>>>」と表示されたかと思います。
これは対話型シェルといって、ターミナル上で直接Pythonのプログラムを実行する事ができます。
試しに文字を出力してみましょう。
print('ikeike')
「ikeike」と出力されたかと思います。
対話型シェルを終了する場合は、
「quit()」か「exit」の入力、
もしくは「control + D」で行えます。
PyCharmのインストール
さてさて、ターミナルオンリーでPythonプログラムを作るわけにはいきませんので、
JET BRAINSが提供している「PyCharm」というIDEを使っていきたいと思います。
まず、PyCharmには有料の「PyCharm Professional Edition」と
無料の「PyCharm Community Edition」があります。
有料版にはあって無料版にはない点は、
- Python特有のフレームワークへのサポート
- HTML,CSS,JSなどフロント系言語へのサポート
- DB操作のサポート
- IDEからのデプロイ
- 年額 → $199.00/1年目、$159.00/2年目、$119.00/3年目
その他にも様々な差があります。
がっつり開発していく場合には有料版の方が
圧倒的にメリットがあるので、ちょいお高いですがオススメします。
今回はPythonの導入部分までのご紹介なので、無料版を使用してみます。
インストール
PyCharm ダウンロードページ
www.jetbrains.com
【1】
ダウンロードページに飛びますと、「Community」と書かれた下に
無料版のDLボタンがありますので、選択します。
【2】
ダウンロードが終わり、アプリケーションへコピーができたら起動してみましょう。
セッティングファイルの読み込み(存在すれば)や規約への同意などを完了すると
PyCharmのUI設定が表示されると思います。こちらはお好みで!
新規プロジェクトの作成
【1】
UI設定が終わるとスタート画面が表示されます。
「Create New Project」を選択してください。
【2】
次に「Interpreter」の設定を行います。
Interpreterとは人間が書いたプログラムを
コンピューターが理解できる言語に変換し、実行してくれるものと考えてください。
画像の「Existing interpreter」を選択し、
プルダウンを展開してみてください。
「anaconda3」が選択肢に出てこない場合は、
プルダウン右側の参照ボタン(...)を選択します。
【3】
「Add Python Interpreter」という画面が表示されるかと思います。
左側の「System Interpreter」を選択し、右上の参照ボタンを押してください。
【4】
参照ボタンを押すと自身のPCのディレクトリが表示されるかと思いますので、
先ほどインストールしたAnacondaを探します。
Macの場合、「Users/ユーザー名」の直下にある場合が多いです。
【5】
「anaconda3」というフォルダがありましたら、
その中の「bin」、さらに「bin」の中の「python」を選択します。
私の場合ですと下記のようなパスになります。
/Users/bori/anaconda3/bin/python
選択したら「OK」を押してください。
【6】
「Add Python Interpreter」の画面の「Interpreter」の項目に
選択したパスが入っているのを確認し、「OK」を押します。
【7】
先ほどの「Existing interpreter」にインストールしたバージョンの
Pythonが選択されているかと思います。
あとは「Location」の項目でプロジェクトの作成場所や名前を決め、
「Create」を押してみてください。
新規ファイルの作成
【1】
作成したプロジェクトが画面左側に表示されているかと思います。
そのプロジェクトを選択し、「command + N」と押してください。
(もしくはプロジェクトの上で右クリック)
作成したい物の一覧が表示されますので、
「Python File」を選択します。
お好きなファイル名を入力し、「OK」を押してください。
Hello World!
新規のPythonファイルが作成されましたね!
早速プログラムを書いてもいいのですが、
まずはプログラムを実行する為の設定を行いましょう。
【1】
画面右上の「Add Configuration」を選択してください。
【2】
「Run/Debug Configuration」という画面が表示され、
左側に「+」マークがあるかと思います。
そちらを押し、「Python」を選択してください。
【3】
実行名と実行するファイルのパスを選択します。実行名はお好きに!
実行ファイルは先ほど作成したPythonファイルになります。
また、InterpreterがインストールしたPythonのバージョンになっているかも確認し、
「OK」を押してください。
【4】
それではプログラムを書いてみましょう!
今回は文字列や値を出力する「print関数」を使用し、
「Hello World!」と出力させます。
print('Hello World!')
画面右上に先ほど設定した実行名と右矢印ボタンがあると思います。
プログラムを書き終えましたら、実行名が正しいことを確認し、
右矢印ボタンを押してみましょう。
(もしくはcontrol + R)
画面下に実行結果が表示されたかと思います!
さいごに
本当は、Pythonの文法や、応用的な実践、
デバッグの方法などもご紹介したかったのですが、また次の機会に!
「あんなこといいな、できたらいいな」な精神で
新しいことにチャレンジするのは楽しいですよね!
ドラ○もんもPythonで動いているかもしれません。
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